2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧
① 私たちは、すべての感覚刺激に反応しているわけではありません。自分にとって意味のあるもののみに注意を向け、それ以外は無視することで「知覚」は成立します。 A:選択的知覚(知覚の選択制) カクテルパーティー効果:騒がしい場所でも、自分の名前や関…
① ストレッサーとストレス反応 セリエ(Hans Selye, 1936)は、ストレスを引き起こす要因を「ストレッサー(Stressor)」と定義した。しかし、ストレッサーが必ずしもストレス反応を引き起こすとは限らない。その反応は、個人の認知的評価とストレス・コーピ…
① 自己開示 自己開示とは、自分自身についての情報を他者に伝えることであり、「深さ」「量」「広がり」の3つの次元で分類されます。 深さ(Depth) 表面的な話題(趣味など)から、より個人的な話題(価値観・悩みなど)に進む度合い。人との信頼度によって…
【心理学的に見た家族とその機能】 ① 家族の機能は5つに分類できる 家族には様々な役割があり、主に以下の5つの機能に分類されます。 経済的機能:収入や生活費を共有し、経済的な共同生活を営むこと。 養育機能:子どもを育て、しつけや教育を行うこと。 保…
① ウィリアム・ジェームズと「自己の二重性」 アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズ(William James)は、自己には2つの側面があると指摘しました。 I(主我):自分を認識し、考える意識としての「私」 Me(客我):社会や環境との関係の中で捉えられ…
① クレッチマーの類型論では、体型と性格の関係に着目し、性格を分裂気質(細身・長身)、躁うつ気質(肥満型・がっしり体型)、**粘着気質(筋肉質・頑丈)**の3タイプに分類した。彼の理論は精神病理との関係(例:統合失調症と分裂気質)も示唆している。…
人は年齢とともに成長し、さまざまな課題に直面します。今回は心理学的な視点から「成人期」と「老年期」の発達課題を整理しながら、それぞれの時期に求められる適応と心の在り方について考えてみたいと思います。 --- ① 成人期の課題:自立と責任の受容 成…