2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧
※この記事は【心理学で学ぶ青年期】アイデンティティの確立・孤独感・モラトリアムをめぐる成長の心理を、さらに一般向けにやさしくまとめ直したものです。 導入 青年期は、子どもから大人へと移行する重要な時期です。本記事では、青年期における心理的特徴…
※この記事は【心理学で学ぶ発達の基礎】エリクソン・レビンソン・キャッテルの理論をやさしく整理を、さらに一般向けにやさしくまとめ直したものです。 導入 人間は年齢とともに変化しますが、心理学でいう「発達」は単なる加齢ではありません。成熟(からだ…
1.人間への注目① ●心理学と社会に対する疑問 20世紀前半、アメリカ心理学の主流は行動主義でした。そこでは「心の中を内省で観察する」ことは否定され、人間の行動は遺伝と環境によって決定されると考えられました。 一方、精神分析は「人は性や攻撃の衝動…
精神力動アプローチの現在と新たな展開 ●短期力動的心理療法 近年では、レスター・ルボルスキーやジョージ・シルバーシャッツ、さらにダオアナ・フォーシャらによって展開された短期精神力動的心理療法が注目されています。 従来の数年単位の長期療法と比べ…
●修正感情体験 修正感情体験とは、フランツ・アレキサンダーとトーマス・フレンチによる古典的精神分析からの修正の1つです。クライエントがこれまで積み重ねてきたトラウマ的な対人関係を、セラピストとの間でより健康的な関係へと置き換えることを目的とし…
※この記事は【心理学で学ぶ記憶の仕組み】を、さらに一般向けにやさしくまとめ直したものです。 記憶の3つのプロセス 記銘:覚える 保持:覚えたまま残す 再生:思い出す 長期記憶の種類 陳述記憶(言葉で説明できる) エピソード記憶:体験の記憶(旅行など…
※この記事は、【心理学で学ぶ「学習」の基本】(古典的条件づけから観察学習まで)の内容を、さらに一般向けにやさしく図解でまとめ直したものです。詳しい解説は元記事をご覧ください。 1. 古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ) 定義:ある刺激と別の…
1.アセスメント面接 精神分析ではまず「分析可能性」を吟味します。フロイト以来、分析可能性についてはさまざまな議論があり、以下のような要素が重要とされています。 精神病でないこと 不安神経症(現在の不安障害)ではないこと 自分をある程度客観的に…
1.はじめに 古典的精神分析は、個人内の欲動やファンタジーに焦点を当て、それら無意識過程を意識化することを中心に据えてきました。これに対して、北米で発展した現代の精神分析は、より社会的・関係論的な文脈を重視します。 たとえば対象関係論では、「…
フロイトの理論は、その後の心理学者たちによって多様に発展していきました。大きく分けると、社会的文脈や対人関係を重視する方向と、より幼児期の早い段階に原因を探る方向です。ここでは、代表的な流れを整理してみます。 --- ネオフロイディアンと自我心…