心理学勉強記録

このブログは、心理学を学んでいる私が、日々のテキストを自分なりに解釈しながらアウトプットしていく記録です。 主に自分自身の復習用として作成していますが、心理学に興味のある方、これから学び始める方にとっても、何かしら参考になる部分があれば幸いです。

【臨床心理学入門⑪】不安障害・パーソナリティ障害・発達障害──心理的問題の主要カテゴリーを知る

1.不安障害(Anxiety Disorders)

 

成人の約9%が経験するといわれています。不安の対象によって性質や不適応行動の程度が異なるため、いくつかの診断分類があります。

 

社会恐怖(社交不安障害)

対人場面で強い恐怖を感じるために著しい苦痛が生じ、社会生活の機能が困難になります。

 

パニック障害

突発的で強い不安(パニック発作)を特徴とし、心拍数の増加、発汗、めまい、震え、息苦しさなどを伴います。発作は心臓発作のように感じられることもあります。ストレスの高い環境や混雑・緊張する場所(例:電車)で起こりやすいとされています。

 

強迫性障害(OCD)

不安を軽減するために特定の行動を繰り返す(強迫行動)または同じ思考を反復する(強迫観念)障害です。

例:何度も手を洗う、ドアや鍵の確認を繰り返す、儀式的な行動パターンなど。患者本人も行動の不合理さに気づいていますが、やめられないことが一般的です。

 

心的外傷後ストレス障害PTSD

命の危険や重大な脅威を感じる出来事(心理的トラウマ)にさらされた後に発症します。

原因例:交通事故、虐待、戦争体験、自然災害、いじめなど。

症状例:不眠、怒り、不安状態、トラウマ関連刺激の回避、フラッシュバック(出来事が目前で再現されるような追体験)。

治療では**エクスポージャー(暴露法)**を基礎とした介入が効果的であることが知られています。

 

 

 

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2.パーソナリティ障害(Personality Disorders)

 

パーソナリティ障害とは、その文化の一般的な成人像から大きく逸脱し、その結果として社会適応が著しく困難になったり、心理的問題や症状が頻発する状態を指します。

 

 

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3.発達とかかわる心理障害(Developmental Disorders)

 

子どもの発達段階の特定時期に現れる、心理的機能(例:言語スキル)の遅れや偏りを総称して発達障害といいます。

 

主な分類は以下の3つです(重複して発現する場合や、二次障害を伴う場合も少なくありません)。

 

1. 広汎性発達障害:社会性やコミュニケーション能力の発達に歪みがあり、特異な行動が見られます。

 

 

2. 知的障害(精神遅滞):全般的な知的能力の発達に遅れがあり、学習やスキル獲得に時間がかかります。

 

 

3. 学習障害(LD)および注意欠如・多動性障害(ADHD):知的発達は正常範囲ですが、特定領域に困難があります。

 

 

 

 

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(1)自閉症スペクトラム障害ASD

広汎性発達障害の一種で、生物学的基礎を持つ神経発達障害です。

特徴:社会的相互作用やコミュニケーションの困難、関心の狭さ、特定行動の反復。

分類例:自閉症アスペルガー症候群、広汎性発達障害、レット障害、小児期崩壊性障害。

 

(2)注意欠如・多動性障害(ADHD

不注意、多動性、衝動性を特徴とし、小学校入学前後に発見されやすい発達障害です。

症状により学業や対人関係に困難が生じ、「問題児」とみなされることもあります。成人後も症状が持続するケースが多く、生涯を見通した心理アセスメントや支援が重要です。

 

 

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🔚 まとめ

 

不安障害は多様な症状と原因を持ち、エクスポージャー療法などの心理的介入で改善が期待できます。

 

パーソナリティ障害は文化的基準からの逸脱が社会適応を阻害します。

 

発達障害は早期発見と生涯支援が重要であり、ASDADHDなど複数タイプがあります。

 

 

 

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