私が足かけ30年近く過ごしてきたコンビニエンスストア業界(現在も学生をしながら働いています)。
この30年で「現場の質」は大きく変わりました。
私が見てきた変化は、大きく以下の4点です。
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① 昔は“外国人店員”という存在がほぼいなかった
私もアルバイト → 社員 → 店長 → オーナーと経験してきましたが、
外国人スタッフが普通に働くようになったのは、首都圏でもここ20年ほどです。
当時の日本に来ていた留学生は、正直「その国のエリート層」が大多数でした。
ただ、私のいた直営店では雇用許可が出ませんでした。「前例がない」「責任が取れない」という理由です。
しかし今では、日本語が十分でない外国人スタッフが多く働いています。
本人にも生活がありますし応援したい気持ちがある一方、「接客で辛い思いをしてほしくない」という複雑な思いもあります。
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② かつてコンビニは“学生に大人気の職場”だった
昔は募集をかければ10人以上応募が来るほどで、学生バイトの定番でした。
しかし今は学生の応募はほとんどありません。
理由としては、
他に条件の良いアルバイトが増えた
コンビニのブラックさが広く知られた
首都圏特有の求人事情
などがあるのでしょう。
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③ フリーターの質が大きく変わった
昔のフリーターは「就職氷河期で仕方なくフリーターになった」層が多かった。
だから社会訓練もあり、責任感もありました。
しかし今のフリーターは、私の現場感覚では
“責任を取りたくないからフリーターを選んでいる層” が多い。
痛い言い方になりますが、社会訓練が不十分で、仕事の基礎が身についていない人がかなり多いです。
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④「派遣フリーター」がコンビニを回す時代に突入
今は店と正式に契約せず、派遣として様々な店舗を回るフリーターが増えました。
つまり、腰をすえて働くことすら拒否する働き方 が生まれてしまったのです。
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■ なぜ、あえて“フリーター批判”のような話を書いたのか?
ここが一番誤解されたくない部分です。
私は別に「フリーターが悪い」と言いたいのではありません。
根本的に悪いのは、
派遣制度を拡大し、不安定労働を作り出した小泉内閣
安い人件費で回し、内部留保を膨らませてきた大企業
責任を取らない日本のトップ層(役人・政治家・企業幹部)
だからです。
国と企業が作り出した構造の中で、フリーターや外国人が犠牲になっている。
彼らの“働く選択肢”が奪われた結果が、今のコンビニ現場だと思っています。
フリーターを責めても意味はない。
責任はトップが取るべきものだからです。
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■ だからこそ私は「寄り添う心理士」になりたい
非力ではありますが、
私は――
“フリーターや外国人に寄り添える心理士”
になりたいと思い、日々勉強しています。
現場を30年見てきたからこそ、
彼らのしんどさも、誤解されやすさも、身に染みて理解しています。
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