最近、店頭でも中国のお客様は明らかに減っています。
この層に支えられていた客商売は、正直相当厳しい。
私は、また以前のように戻ることを本気で願っています。
さて今日はそこから少し視点を広げて、
「謝れない大人」「謝れない国家」「無責任な世論」について整理してみます。
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■ なぜ人は謝れないのか?
大人でも謝れない理由はだいたい以下の通り。
1. 自己防衛(自尊心への脅威)
2. 謝罪=敗北という誤解
3. 過去のチンケな成功体験の呪い
4. 共感能力の不足
5. 罪悪感への耐性の低さ
6. 傷つきやすいのにプライドが高い
7. そもそも悪いと思っていない
個人でさえこれだけ複雑。
これが“国家”になるとさらに面倒になる。
政治的思惑、歴史、メンツ…絡む要素が桁違いだ。
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■ そして出てくる「中国から脱却しろ」と言い放つ無責任論者たち
ここが今日の核心。
中国客が減った現場を知らず、
「中国依存から脱却しろ」
「チャイナリスクだろ」
と簡単にほざく層が一定数いる。
彼らの心理を分析すると、ほぼ次の4つに分類できる。
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① 自己正当化バイアス(自分が“正しい側”にいたい)
何かを批判していると「頭が良さそうに見える」。
自分の知識や立場の乏しさを、強い言葉で補っている。
いわゆる
“評論家ごっこ”の自己満足。
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② 他集団を叩くことで自尊心を保つタイプ
特定の国・集団を叩くと、
「自分の側は優位だ」という安心感が得られる。
心理学でいう 社会的アイデンティティ理論。
弱い自我を外部攻撃で補強しているだけ。
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③ 経済構造や現場を知らない認知的単純化
複雑な事象を理解するのが苦手な層は、
「悪いのは中国」と単純化することで不安を処理する。
実際には
観光収入
サービス業
地方経済
税収
すべてが中国マネーに一定依存してきたのに、
その事実には目を向けない。
理解する能力がないので単純化するしかない。
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④ 群れに流される同調バイアス
SNSや世論が叩き始めると、
「なんとなくその空気に乗る」人が大量に出る。
自分の頭で考えるのではなく、
“強い風向きを正義と勘違いするタイプ”。
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■ 私が本気で反感を覚える理由
中国の観光客による消費で利益を得た企業の多くは、
結局その利益に対して納税し、
「日本」の財政にしっかり貢献してきた。
にもかかわらず
「中国から脱却しろ」
「依存するから悪い」
とドヤ顔で言われる。
まるで現場を知らない評論家が
安全地帯から石を投げているだけ。
その無責任さに、私は強い違和感を覚える。
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■ 私の立場:民間レベルではもっとフラットでいい
私はもう一度、中国の方々に来てほしいと思っています。
彼らは決して“わからず屋”ではない。
むしろこちらの偏見や思い込みのほうが問題。
少なくとも、
現場で彼らと毎日接している私の肌感覚はそうだ。
民間レベルでバイアスを外して向き合うこと。
それが長期的には日本の国益にも繋がると、
私は本気で思っています。